生物防除革命
生物を傷つける事無く、化学物質にも頼らない、
衛生的で安全な住み分け技術で
共存できる環境作りを創造します。
 
Let's change 駆除 & 殺生
 
生物問題相談室:「メール相談」☎0120-640-226
※※営業目的のご連絡はご遠慮ください※※
 
 
2024/8/1

①防除業という職業

(旧ブログのコピー/2020年までの抜粋です。)
 
白蟻/害虫駆除やネズミ駆除等は大昔からその存在はありましたが、1964年の東京オリンピックがきっかけで衛生隊なるものが発足し少しだけ駆除業は話題になりました。その後伝染病の拡散防止・予防を目的とする民間のPCO(ペスト・コントロール・オペレーター)が組織化され現在に至っています。 今から30年以上前の事になります。昭和の時代には防除作業(駆除)はレベルの低い仕事と言うイメージがありました。私の先輩や同僚たちの話では、建築現場に仕事で行くと「アリンコ屋」と言われて邪魔扱いされたり、学校では子供たちが駆除屋の子供と馬鹿にされたり、世間一般では3Kと言われて汚いイメージが蔓延してました。 私もその中で仕事をしていましたが、当時は臭いものには蓋をする風潮があり、自分たちでは何もしない反面業者を低レベルで見る世間に、我々が汚いのではなく現場が汚いんだ!と飲みながら仲間と愚痴を言っていた事を思い出します。今でこそ表立った差別はあまりなくなりましたが、そんな時代が日本にはあったのです。 
 
 自分のやっている仕事を他人に教える事をためらっていた時代にこの仕事の存在意義をずっと考えていました。26歳でこの仕事について早30数年、世の中の環境は大きく変化している中で駆除業界自体に変化がないのではと感じています。何故なら未だに殺鼠剤やネズミ捕りを使って無差別に小動物を駆除する、そんなスタイルは半世紀以上変わっていないからです。