2024/8/1
|
|
環境ポリスとは① |
|
(旧ブログのコピー/2021年までの抜粋です。) 環境ポリスとは「有害生物を取締るお巡りさん」です。生活環境の衛生メンテナンスの1つにネズミ・害虫駆除と言う[駆除業]があり、関連する団体には世界中で組織化されているPCO協会があります。あまり聞きなれない言葉だと思いますが、日本にも協会はあります。その中に「PCO」と言う存在があります。要約すると以下の通りです。
●PCO(ペスト・コントロール・オペレーター) 人間にとって有害な生物(ベクター/媒介者)を防除する技術者 ①人間を含まない生物が基準である。 ②目的の為に生物を毒や殺虫剤で殺生する事がある。 ③近年IPM(総合的有害生物管理)を推奨している。 ※ベクター:伝染病を媒介する生物体 私が長年PCOに携わってきて違和感を感じているのは生物を殺生する事です。もう1つは基準から人間を除外している事です。世界中で最も動き回っているのは人間で一番の有害生物になり得る存在です。でも人は自由に活動している。この違和感は私だけでしょうか?解消してスッキリした理念で活動できないだろうか。 また、法人個人問わずPCOは24時間活動しています。特に飲食店関連は夜間作業が殆どです。同じPCOでも日本は過酷な労働環境になっている様な気がします。薄利多売、付録作業的な存在で技術者が育つ環境は残念ながらない様に思えます。それでも私は前職でラッキーな環境を与えてもらいました。 |
|